前髪や顔まわりのダメージが気になる…その原因と縮毛矯正の注意点とは?

こんにちは、大阪・上本町の髪質改善専門美容室Ryunonのリュウタです。
リュウタ
「前髪だけパサついて浮いてしまう」
「顔まわりの毛がチリチリしてまとまらない」
「縮毛矯正をしたら、前髪だけ傷んでしまった…」
美容師歴20年化粧品成分検上級スペシャリストのリュウタが詳しく説明します。
リュウタ
こんなお悩みを抱えている方はとても多くいらっしゃいます。
実は、前髪や顔まわりのダメージには、特有の理由があるのです。
もくじ
■ 顔まわりは、もともと髪が細くて繊細な部分
前髪やもみあげなどの顔まわりは、生えた時から髪が細くて柔らかいのが特徴です。
つまり、同じ薬剤でも顔まわりの髪には強く反応しやすく、他の部分と同じように施術すると傷んでしまうリスクがあります。
特に縮毛矯正では、薬剤・アイロンの熱・引っ張る力のすべてが繊細な判断を要するため、経験値の高い美容師が慎重に行う必要がある部分です。

■ 経験があっても“顔まわりは痛みやすい”…その原因とは?
「美容師さんにおまかせしたのに、前髪だけチリチリに…」という声もあります。
それほどまでに顔まわりは難しい部位なのですが、その中でも特に注意が必要なのが、
- ホームカラー(特に白髪染め)の履歴
- 市販の薬剤による頻繁なカラー
これらは、髪の内部構造を壊しやすく、見た目以上に傷んでいることが多いです。
薬剤が思ったより強く反応してしまい、縮毛矯正時にダメージが一気に表面化することも。

■ 実は「生え際全体」がリスクゾーン
前髪やもみあげだけでなく、生え際全体(額・こめかみ・うなじ)も同様に繊細な部分です。
薬剤が皮膚に近いこともあり、頭皮への刺激にも注意しながら施術しなければなりません。
当店では、生え際まわりの施術では特に以下を徹底しています:
- 薬剤の塗布量や放置時間をミリ単位で調整
- 顔まわりだけ薬剤を変えるなどの塗り分け
- アイロン温度を部分ごとにコントロール
■ 普段の習慣が、実はダメージの原因になっていることも…
顔まわりの髪は、日頃のクセや習慣でもダメージを受けやすいです。
- 前髪だけ毎日アイロンしている
- 無意識に前髪やサイドを触ってしまうクセがある
これらも顔まわりの髪を乾燥・摩擦から傷める原因になります。
このようにすでに傷みが進行している状態で縮毛矯正を行うと、薬剤に耐えられずにチリつき・断毛などが起こることもあるため、事前の診断が非常に重要です。
■ まとめ|前髪・顔まわりの矯正は“繊細な技術”が必要です
前髪や顔まわりの縮毛矯正で失敗してしまうと、見た目の印象に大きく影響します。
だからこそ、
- 髪質やダメージ履歴を丁寧に診断すること
- 経験のある技術者による繊細な施術
- 普段のケア方法の見直し
これらすべてが、前髪・顔まわりの美しい仕上がりを保つためには欠かせません。
■ 縮毛矯正の悩み、まずはご相談ください
「前髪だけきまらない」「顔まわりだけパサつく」
それは、顔まわり特有の難しさが原因かもしれません。
当店では、顔まわり・生え際に特化した薬剤設計と施術方法をご用意しています。
過去に失敗経験がある方でも、状態をしっかり見ながらご提案させていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。

ではではリュウタでした。
リュウタ