縮毛矯正後に白髪染めの色が抜けやすい時の対策

この記事を書いている人 - WRITER -
生年月日1983年生まれ
美容師歴19年で顔が優しいので、よく甘えられます。人に優しく自分にも優しく穏やかに平和を求め、ちょっとした贅沢で満足できる優し男です。
【好き】妻 子供2人【楽しい】DIY成功したとき 車の洗車 一人の時間【頑張らなあかん事】読書 パソコンスキル 化粧品化学勉強
こんにちは、大阪・上本町の髪質改善専門美容室Ryunonのリュウタです。
リュウタ
「縮毛矯正をしたら白髪染めの色がすぐ落ちた」
「カラー後すぐに白髪が浮いて見える」
「昔より色持ちが悪くなった気がする…」
美容師歴20年化粧品成分検上級スペシャリストのリュウタが詳しく説明します。
リュウタ
このようなお悩みは、縮毛矯正と白髪染めを繰り返している大人女性によく見られます。
でもご安心ください。
原因と対策を知っていれば、色抜けを最小限に抑えることができます。
もくじ
■ 縮毛矯正が白髪染めの色抜けに影響する主な理由
- アルカリ薬剤による色素の流出
→ 縮毛矯正は髪のキューティクルを開いて内部に働きかけるため、染料が抜けやすくなります。 - 高温アイロンによる色素分解
→ 縮毛矯正時の熱が、特に寒色系や赤味を含む色素を壊してしまうことがあります。 - 白髪染めと縮毛矯正の施術タイミングが近すぎる
→ カラーが完全に定着する前に縮毛矯正を行うと、色が定着せず抜けやすくなります。

■ 色抜けを防ぐ3つの対策
① 施術の間隔を空ける
- 白髪染めの後に縮毛矯正をする場合は2週間以上空ける
- 縮毛矯正の後に白髪染めをする場合は1〜2週間空ける
これだけで色抜けリスクは大きく減ります。
② 薬剤・工程を髪に合わせて調整
当店では、
- 髪の履歴と状態に合わせて薬剤のパワーを調整
- アイロン温度も部分ごとに調整し、染料の分解を抑える
- 毛先には保護処理を重ねて色素の流出を防止
という対応をしています。
③ カラー選びも「持ち重視」に見直す
明るめの白髪染めは色素が少ないため、
縮毛矯正の影響で色抜けが早くなりやすいという特性があります。
そこで当店では、必要に応じて:
- 色持ちの良い“やや暗めのブラウン系”を提案
- 白髪が浮きにくく、褪色後もキレイな色味が残るように設計
- 明るさを抑えても、透明感・ツヤ・軽さを残すカラー技術で“重く見えない”大人カラーをご提案
を行っています。

■ 当店の施術設計で“色持ちと手触り”を両立
- 白髪染めは毎回毛先まで施術(ただし微アルカリ・ノンアルカリ+処理剤込み)
- 縮毛矯正は髪質・年齢・ダメージを見て、アイロン温度や薬剤を細かく調整
- 必要に応じて髪質改善トリートメントを併用し、色持ち・手触り・ツヤを総合的に整えます
■ まとめ|色抜け対策は「タイミング・薬剤選び・美容室選び」
「白髪染めの色がすぐ抜ける」のは、
髪が悪いのでも、年齢のせいでもありません。
髪に合った施術タイミング・薬剤設計・仕上げ処理ができているかどうかがすべてです。
当店では、縮毛矯正と白髪染めを続けていても、扱いやすく・色持ちの良い髪をキープできるよう、毎回丁寧な施術を行っています。
施術をご希望の方は、事前にご予約のうえご来店ください。
→ ご予約はLINE・お電話・ホットペッパーから承ります
→「ブログを見ました」とお伝えいただけるとスムーズです

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美容師歴19年で顔が優しいので、よく甘えられます。人に優しく自分にも優しく穏やかに平和を求め、ちょっとした贅沢で満足できる優し男です。
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