へアカラーや白髪染めをする前に知って欲しいこと
ヘアカラーをして髪の毛がいたんだ、白髪染めをして髪が傷んだ、カラーをして頭皮がしみた、などでヘアカラーで嫌な思いをしたことはありませんか?当店では上記の内容をなるべく避けるために髪・頭皮に優しく施術する方法をとっています。
ヘアカラー・白髪染めは髪が痛みます
ヘアカラー・白髪染め両方とも美容業界ではアルカリカラーと言います。
ヘアカラー・白髪染めをしたらなぜ髪の毛が痛むの?
基本髪の毛は究極触っても痛みます、痛みを和らげる方法はあっても痛まない方法はありません!髪の毛は減点方式ですので、生えてきた瞬間から抜けおちるまで痛み続けます。
爪と一緒で髪の毛は血が通っておらず再生能力が無く、髪の毛は死滅細胞です!生えたときにはそもそも死んでるのです。
なので生き返るなどあり得ない細胞のかたまり。これをよく理解していただきたく思います。
カラー・白髪染めで髪の毛をいためる2つ原因
1・メラニン色素の分解を繰り返すことにより髪の毛が痩せていくから
メラニン色素とは、生まれながら髪の毛の中にある色素です日本人なら黒に近い色をしていると思いますがその源となる色素です。このメラニン色素を分解して髪の毛を茶色くします。この分解行為がブリーチ作用です。
ブリーチと聞けば痛むと連想できるかと思います。アルカリカラーには全部ブリーチ作用がありますので痛みます。
2・ヘアカラー・白髪染めの薬剤の中にある残留物(アルカリ剤・過酸化水素)などの薬品が髪の毛の中に残ることによる痛み
残留薬剤がどうしてもヘアカラー・白髪染めをすると残りやすくシャンプーでは落ちません、なので専用の薬剤で落とすしかないのですが、残留物除去工程をする店としない店がありますので、お店により痛みやすい店と痛みにくい店が分けられると思います。
ヘアカラー・白髪染めでなべるく痛み最小限にできないの?
カラーリング・白髪染めの施術方法や施術中の薬剤の中間処理剤などでカラー・白髪染めの施術でのダメージ痛みを和らげることは可能です!
カラー・白髪染めで髪の毛の痛みを和らげる5つの手順
1・カラー・白髪染めをする前はしっかりシャンプーしてシリコンなどの髪の毛に付いている汚れなどをとる。
これをすることにより薬剤がスピーディーにしっかり髪の毛の中に浸透してカラーのお薬の力を最大限発揮できます。適正タイムで流しに行けるように髪の毛を洗って素髪にすることで薬剤の通りを妨げる物を無くせます!
2・染める髪の毛のダメージなどに合わせて薬剤調合。
リタッチカラーの場合はカラー・白髪染めの薬剤でそんなにこだわりようがないので今回は毛先までの内容で。髪の根本〜毛先まで染める場合は根本・毛先や根本・中間・毛先など2種類〜3種類など薬剤を分けて塗ることにより必要以上に髪の毛に負担を与えないですみます。
3・カラー・白髪染めのお薬の放置タイムが終わったら乳化作業。
この作業をすると髪の毛の中の薬剤が取れやすくなったり、いきなりお湯で洗ってしまうと髪の毛がビックリして傷んでしまします。なので一度お湯と薬剤の着いた髪の毛をモミモミしてなじませてあげると髪の毛も負担も少なくこの後シャンプーをすることができます。
4・カラー・白髪染めの薬剤の中の残留物除去。
この工程は髪をいたわってくれる美容室なら比較的してくれる作業になりますが、この工程はすごく大事です。以前僕が勤めていたお店ではしてなくて今僕のお店ではしてます、この工程をするかしないかでお客様のカラーの退色具合や次来店していただいた時の髪の毛の収まりや痛みの状態に歴然と差があるように感じます。実際友人や妻や母など身の回りの方々に施術を両方施して見たら、残留物除去工程をしたら「臭いがなかった」「頭皮がいつもよりなんか普通、突っ張ったりしない」「毛先のカラーの色持ちがよくなった」などなど良い意見がいただけました。
5・しっかりとシャンプーをしてもう一度4の工程と弱酸性に戻す
薬剤が髪の毛や頭皮にの残らないようにしっかりシャンプーをして締めにアルカリカラーの場合髪の毛がアルカリ性の状態になってます、この状態は髪の毛が不安定な状態になりますので専用の薬でアルカリ性に傾いた髪の毛を弱酸性に戻して行きます。この工程もものすごく大事です。4の工程と同じぐらい大事でしっかり弱酸性に戻すことにより髪の毛がしなやかに本来のコンディションに近づきます。
カラー・白髪染めで頭皮がしみる方には
カラー・白髪染め・で頭皮がしみる、このような経験がある方は結構いるのではないでしょうか?
頭皮がしみない方法は?
この問題は特に難しい問題です、安易にこの薬なら大丈夫ですよ!となかなか言えない問題なんです!
お店ができることは!
1・カラー・白髪染めのお薬をなるべく頭皮につけないように塗る。
これをすることで大体の方はカラーリングできるのでは?と思います。デメリットは1ミリほど根本をあけて塗るのでカラーが染まってないところがある分早くカラーリング・白髪染めしたくなります。
2・頭皮ガード剤を着けてカラー塗布する。
この方法も結構好評です、頭皮に油膜を張って頭皮の薬剤からの刺激を和らげる方法です。この方法も全ての方が有効とまでは言えないのが難点ではありますがやってみる価値はあると思います。
他のカラーのお薬を選ぶ
この方法はヘアマニキュアなどの薬剤を選ぶことによりもっと頭皮に優しく染めることができます。ヘアマニキュアのデメリットは退色が早い・黒い髪の毛を明るくはできない!がデメリットではありますが。。。白髪を黒く・茶色くなど白髪の白い髪の毛を何かしらの色に染めることは可能です。なのでアレルギーが強い方はこの方法がベストです。
当店でもアレルギーの強くでる方はお断りしております。正直お店で責任を追えません。。。
まとめ
カラー・や白髪染めなどのお薬を使用したら少なからず絶対に痛みます、なので大事になってくるのが痛むにしてもなるべく痛みの少ないように施術工程や痛みを軽減する薬剤を使用して髪の毛の負担を減らす。
頭皮が弱い方は、頭皮ガードや頭皮になるべく薬剤を着けづに施術しそれでもダメなら残念ですがアルカリカラーは諦めてください、ヘアマニキュアなどの薬で対処しましょう。